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花子とアン 長谷部汀先生 久しぶり [花子とアン]

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花子とアン

長谷部汀先生が出てこないと心配していたら、出てこられました。
戦争の状況を記事にするため、従軍記者として戦地に赴く
宇田川先生の壮行会に出席するためでした。

あれれ、この日集まった女流作歌たちは以前、女性の権利を獲得するために
立ち上がったのではなかったですか。

すでに日中戦争も始まっており、社会運動への取り締まりも
ますます厳しくなってくる時勢です。

長谷部汀のモデルとされる長谷川時雨も、最初は社会運動に力を
いれていましたが、この頃から戦争を支持する方向に変わったようです。

当時の女流作家で従軍記者になったのは、長谷川時雨主宰の雑誌に
「放浪記」を連載していた林芙美子でした。

宇田川先生には複数の女流作家のキャラクターが重ねられています。

さてこの先生、どういう記事を発信するのでしょうか。
戦争を批判するのか、戦意の高揚を目指すのか。
時代の流れから、批判することは無理ではないでしょうか。
一個人の力ではどうしようもない流れです。

すでにこの当時新聞は、政府や軍部を批判することは困難でした。
その一方で新聞は対外強硬路線を主張してもいました。

本来、マスコミの役割は時の権力から距離をおいて
冷静に批判的に権力を監視することです。

いつの時代もそうあるべきです。

皆さんが気勢をあげている中で、花子と蓮子さんは、浮かない
表情をしていました。

花子さんはこの時代をどう生きていくのか。



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タグ:長谷部汀
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FX

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